マイクロソフトが.NET5を発表
Build 2019で、Microsoftは.NETFrameworkの次のメジャーバージョンを発表しました。 .NET 5はクロスプラットフォーム製品であり、Windows、Linux、macOS、iOS、Android、tvOS、watchOS、WebAssemblyなどをターゲットにできます。
.NET 5は2020年11月にリリースされる予定で、最初のプレビューは2020年前半に利用可能になります。 Visual Studio 2019、Visual Studio for Mac、およびVisual StudioCodeの将来のアップデートでサポートされる予定です。
このプロジェクトは、.NETに次の改善を追加することを目的としています。
- どこでも使用でき、実行時の動作と開発者のエクスペリエンスが均一な単一の.NETランタイムとフレームワークを作成します。
- .NET Core、.NET Framework、Xamarin、Monoを最大限に活用して、.NETの機能を拡張します。
- 開発者(Microsoftとコミュニティ)が一緒に作業および拡張できる単一のコードベースからその製品を構築し、すべてのシナリオを改善します。
ここにいくつかの新機能があります。
- ランタイムエクスペリエンスについてより多くの選択肢があります(詳細は以下を参照)。
- Javaの相互運用性は、すべてのプラットフォームで利用できます。
- Objective-CとSwiftの相互運用性は、複数のオペレーティングシステムでサポートされます。
- CoreFXは、.NET(ahead-of-time – AOT)の静的コンパイル、より小さなフットプリント、およびより多くのオペレーティングシステムのサポートをサポートするように拡張されます。
マイクロソフトは、今年9月に.NET Core 3.0を、2020年11月に.NET 5を出荷し、その後、毎年11月に.NETのメジャーバージョンを出荷する予定です。
公式ブログ投稿には、.NETCoreに関して次のように記載されています。
長い間4.xシリーズを使用してきた.NETFrameworkに精通しているユーザーを混乱させるため、バージョン4はスキップします。 さらに、.NET5が.NETプラットフォームの未来であることを明確に伝えたかったのです。
また、ネーミングを簡素化する機会も利用しています。 今後、.NETが1つしかない場合は、「コア」のような明確な用語は必要ないと考えました。 短い名前は簡略化されており、.NET5の機能と動作が統一されていることも示しています。 必要に応じて、引き続き「.NETCore」の名前を使用してください。
ソース: マイクロソフト